子供の頃から始めるお習字の利点は

自己流の癖がつく前に、正しい形から覚えられるということ。

 

理屈ではなく、感覚的に

「整った字とはどういうものか」

を身につけることができます。

よく、「小さいときから本物を見るようにしなさい」と言われるように

文字に対しても、基礎に基づいた正しく美しい字とは

どういうものかが自然と分かるようになります。

 

それに対して、大人が始める「修字」は

既についた癖を新しい形に入れ替える作業です。

自分の書く字とお手本の字のどこが違うのか

どうしてそのお手本が美しいのかを理論的に理解出来ます。

なので、練習方法も、たくさん書くのではなく

意識的に新しい形に直して書く事ができるようにすることが主になります。

 

 

意識的に新しい字に変えて書くとはどういう事かと言うと

 

例えば

「か」の字をこう書いていたとします。

「か」の左半分が「や」のようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

添削でこのようにアドバイスします。

・「か」の1画目は下へ長く

・「か」斜めの線は右に傾ける(逆に傾いている)

・ズ、がの濁点を丁寧に2つ打つ

 

 

 

 

 

 

 

無意識に無くと元の書き方に戻ってしまいます

 

 

 

 

 

 

意識して、常にアドバイスされた形を思い出して書くようにします

 

人によっては何十年も同じ書き方をしていた文字から

形を新しく変えるのはとても根気のいる作業です。

 

これが、早い人だと1回の授業で覚える人もいますし、半年間

毎回、同じ所を添削されてしまう人もいます。