さて、自分の文字をなんとかしたい!と一大決意して、まずは何から始めましょう?
どんな方法で勉強するかを決めましょう。
方法は大きく3つ。
それぞれのメリットとデメリット。★は費用対効果
【通信教育・・・★★★☆☆】
通信教育のコースを申し込む
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教材費を納入
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テキストと添削課題が届く
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章ごとに与えられた課題ページを教材で練習する
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提出用紙に清書したものを本部へ送付
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講師が添削したものが戻ってくる(字形の添削とコメント)
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添削された課題を復習し、次の課題へ進む
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概ね1年〜1年半くらいの期間で終了
終了後は、さらに応用の通信講座を申し込むか
通信教育がお勧めする月刊で発行される競書誌を購読して毎月の課題を提出することも出来る。
◎メリット いつでも練習出来る、通う必要がない、期間が定められている
×デメリット 途中挫折しやすい、質問がすぐに出来ない、意欲低下、お手本を見ればきれいに書けるが日常の応用が難しい
添削の仕事をしていた経験で言うと最後の添削課題までやりきれる人は数%です。よほど意思が強くないと続きません。
ですが、確かに練習を続けて行くうちにみるみる上達する人も中にはいます。
【教室に通う・・・★★★★☆】
ボールペン字コースのある書道教室、もしくはカルチャーセンターのペン字講座探す(4月か10月スタートが多い)
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体験教室に参加(大抵の教室には体験講座、または無料見学があります)
※体験、見学の際のチェックポイントはこちら
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入会申し込み、月謝、入会金納入
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レッスンスタート
◎メリット 決まった曜日、時間と場所を確保して生活のリズムの中に組み込める。疑問に思った事を、その場で質問して 解決出来る。特に持ち方や姿勢など文字以外の部分も見てもらえる。先生の書き方を直に見ることができる
×デメリット 先生との相性や方針が合わないと非常に苦痛。通うまでの時間も遠いと大変。
忙しい人ほど日常の予定の中に組み込んで練習するべきだと思います。他の用事に押しやられてしまわないように。教室の 雰囲気はとても大切です。また、同じ目的を持っている生徒友達が出来るととても励みになります。
練習の成果は確実に出ます。
【独学・・・★★☆☆☆】
書店などの実用書コーナーに「ペン字練習帳」「筆ペン練習帳」などはたくさん並んでいるのでその中から自分の好きなタイプのお手本と内容のものを選ぶ
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練習
◎メリット 安価。日常でよく使う文章や単語を基本から始められる 練習帳さえ有ればどこでも練習出来る
×デメリット 途中挫折しやすい。添削やアドバイスが無いので上達が実感しづらい。
お手本に使われる文章や単語は使用頻度の高いもので練習してすぐに使えるものが多いです。お手紙を書く際の文例集兼お 手本としても使えます。美文字ブームで様々なタイプの練習帳が出版されています。それらの書籍のお手本を執筆している 先生はお教室を開いている方も多いので、独学の後、興味が持てればその先生の教室へ行ってみるのも良いかもしれません。
1、通信教育
2、教室(書道教室、カルチャー教室)へ通う
3、独学